Paradox Interactiveは、Harebrained Schemesが手がけるシミュレーションRPG『BATTLETECH(バトルテック)』をSteam/GOG.comにて配信開始しています。
同作は、30年以上の歴史を誇る同名ボードゲームのコンピューターゲーム版。同原作としてはコクピット視点のメカアクション『メックウォーリア』シリーズや、RTS『メックコマンダー』シリーズが有名ですが、今作は原作ボードゲームに非常に近い形のターン制ストラテジー。
プレイヤーは3025年の、5大国家間の戦争や各々の星での内戦に揺れる銀河を舞台に、巨大ロボ“バトルメック”を主力兵器とする傭兵部隊を率いて様々な依頼をこなし生き残っていくことになります。
戦闘では最大4機の“バトルメック”で構成される小隊(ランス)を操り、ミッション目的の達成を目指すことに。攻撃の度に発生する熱の管理などが特徴的な本作の戦闘バランスは、ボードゲーム原作らしく、中々にハード。
全身に様々な武装を搭載したバトルメックは、全般的に攻撃力も高く、1撃2撃でどうにかなるほどにはヤワではないものの、『XCOM』のように、手塩にかけた機体や部隊員があっさりと帰らぬ人になることもあれば、戦闘で損耗した機体の修理や、負傷した人員の回復には相応の期間や金銭を要求されることにもなります。
勿論傭兵たちにも維持費が掛かるため、採算が取れるように上手く立ち回っていかなくてはなりません。
その上スタート時点では、主人公の傭兵部隊は最低限の現金はあるものの実情は借金まみれ。まずは借金を返さないことには星系移動も十分にできないため、難易度の低い依頼からコツコツとこなしていくことに。
しかしながら、戦場で上手く破壊ではなく、戦闘不能にしたバトルメックを鹵獲したり、部隊のバトルメックを、様々に換装してカスタマイズしながら、己の傭兵部隊を運営していく楽しみは本作ならではのものとなっています。
『BATTLETECH』はSteam/GOG.comにて、Windows/Mac向けに4,100円で配信中。
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