あの発表のとき、会場の人々の反応は!?配信だけじゃわからない【Summer Game Fest】現地レポ | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

ハードコアゲーマーのためのWebメディア

あの発表のとき、会場の人々の反応は!?配信だけじゃわからない【Summer Game Fest】現地レポ

23年6月8日に行われた「Summer Game Fest」に参加するため、今回アメリカはロサンゼルスへ行ってまいりました。

連載・特集 イベントレポート
あの発表のとき、会場の人々の反応は!?配信だけじゃわからない【Summer Game Fest】現地レポ
  • あの発表のとき、会場の人々の反応は!?配信だけじゃわからない【Summer Game Fest】現地レポ
  • あの発表のとき、会場の人々の反応は!?配信だけじゃわからない【Summer Game Fest】現地レポ
  • あの発表のとき、会場の人々の反応は!?配信だけじゃわからない【Summer Game Fest】現地レポ
  • あの発表のとき、会場の人々の反応は!?配信だけじゃわからない【Summer Game Fest】現地レポ
  • あの発表のとき、会場の人々の反応は!?配信だけじゃわからない【Summer Game Fest】現地レポ
  • あの発表のとき、会場の人々の反応は!?配信だけじゃわからない【Summer Game Fest】現地レポ
  • あの発表のとき、会場の人々の反応は!?配信だけじゃわからない【Summer Game Fest】現地レポ
  • あの発表のとき、会場の人々の反応は!?配信だけじゃわからない【Summer Game Fest】現地レポ

2023年6月9日に行われたジェフ・キーリー(Geoff Keighley)氏が主催の、オンライン/オフライン併催のゲームショーケースイベント「Summer Game Fest 2023(SGF)」。

国内外の大手およびインディーパブリッシャーなど、様々な企業が参加する本イベントは、E3が今年も中止という状況において、ゲーマーにとっても非常にありがたい存在です。この数年、各メーカーが独自に実施するイベントと合わせて、米国内外から多くのゲームメディア関係者が集う規模へと成長した本イベントですが、今年はGame*Spark編集部からも現地取材を行う運びとなりました。そこでまず本記事では「Summer Game Fest 2023(SGF)」現地の様子をお伝えできたらと思います。

本記事以外にもイベントに関連した様々な記事が掲載予定なので、興味がある読者の皆様におかれましては、ぜひそちらもご覧くださいませ。

なお「Summer Game Fest 2023(SGF)」は、YouTubeTwitchをはじめとする主なプラットフォームでも配信されています。詳しくはこちらの公式ウェブサイトをご確認ください。


宿泊していたホテルから早めに出発して会場1時間前に到着しました。米国自体はそれなりに経験ある筆者ですが、おお、SoFi Stadiumには初めてきました。なんという大きな建物でしょうか。

会場近くでは、KLAX空港のRWY24/25へアプローチを行う旅客機が続々現れる様子もあいまって、この時点ですでにテンションが上ります。

……と、思っていたらこの行列。全員イベントに参加される方々のようで、なかには入り口までの順番を待ちながら配信または録画を行っているグループも散見されました。

スタッフの皆様は流石の技量でバンバンと人々を捌いていくため、列の進み自体は極めてスムーズでした。

途中のセキュリティチェックで手荷物を預けることにはなりましたが、筆者も無事に入場。

会場の中はこんな感じです。前回アヴェウムの騎士団』ハンズオンイベントに参加した時も感じたのですが、ここにいるほぼ全員がゲーム仲間なのかと思うと少し感動するものがあります。

周囲から聞こえる会話にも「あのシリーズ気になっている」とか「この前プレイしたあのタイトル良かったよ」とか、「ゼルダの尻がね……」とか、一部ノイズ(筆者の耳が狂っていなければ)もあったような気もしますが、ゲームをこよなく愛する人々の交流を感じてなんだか嬉しくありました。

さあ時間になりSGFの本番が開始となりました。登壇するは主催であるジェフ・キーリー氏です。お召し物もよくお似合いで堂々たる立ち姿。まずは『プリンス オブ ペルシャ 失われた王冠』から紹介が始まりました。

同氏の小粋なジョークもはさみつつ各タイトルの紹介毎に拍手が送られ、時にはYEAAAAAAAAHHHHHHH!!!!という、もはや絶叫が右端または左端から聞こえて、会場が笑いに包まれるなど非常に楽しい時間でした。ここからはその中からいくつかのタイトルをピックアップして、配信ではどうしてもフィルターがかかり伝わりづらい会場の様子をお伝えしてまいりましょう。


『Mortal Kombat 1』

YouTubeなどの映像越しだとフラットに聞こえてしまうかもですが、現場にいた周囲の皆様からは「よしきたぁ!」と歓声と拍手が沸き起こりました。爆音大画面で叩きつけられるお馴染みのゴア表現上等なバトルが素晴らしい。

これでもか!これでもか!!なにもっとか!!?という具合に迫力ある映像が流れた後、チーフクリエイターオフィサーのEd Boon氏が登場し、質疑応答を交えつつ各種目玉要素の説明が行われました。なお筆者は、隣の席の方からちょくちょく聞こえる「ィェスッ……ィイェスッ……」というファンと思しき方の呟きが気になって仕方がなかった……!


『Dead by Daylight』

こちらはニコラス・ケイジ氏とのコラボ新トレイラーがお目見え。映像の時点ですでに若干の笑いが起きてましたが、その後まさかの本人登場で会場は大盛りあがり。筆者も人生初の生ニコラス・ケイジ。

何より感動したのは流石大御所ベテラン俳優、トークがうまいことうまいこと。「なんで本作とコラボを……?」という疑問に対してはジョークを交えつつ、ご家族の中に本作の大ファンがいることや、映画「貞子」が大好きであることが決め手となったことなどを理由に挙げていました。


『Alan Wake 2』

こちらはクリエイティブ・ディレクターのSam Lake氏が登壇。かつてアランが対峙した“闇”の超常現象に巻き込まれた新主人公サーガ・アンダーソンが、敵と戦闘しつつどのように生き延びるのかなど、本作の開発エピソードを語りました。

またその後に流れたプレイ映像では、彼女が鹿……じゃなかった、恐ろしい化け物と渡り合う様子が流れ、最後には歓声と拍手に包まれました。な会場設備が爆音であったため、ホラー演出がバァン!となるたび、筆者の身体はよりビクッと跳ねてしまいました。何の話だ。


『Marvel’s Spider-Man 2』

みんな大好きスパイダーマン!クリエイティブディレクターのBryan Intihar氏が登壇し、本作の各要素を説明しました。スパイディ2人と戦っているヴェノムの正体については、「誰なんだろうね?でも、エディ・ブロックではないよ。プレイして確かめてみてね」と興味を引く情報を散りばめたり。

ただし一番気になるポイントである発売日については、2023年10月20日であると明言され、会場には喜びの声がいくつもあがりました。実際、筆者の隣りに座っていた方々はガッツポーズをしており……というか筆者も一緒になってガッツポーズしていました。


『ファイナルファンタジーVII リバース』

本イベントのトリを務めたのが本作です。豪華な映像が流れ、各キャラクターの見せ場や戦闘の様子、そして最後に発売時期が映し出されると、会場には割れんばかりの拍手と歓声。ジェフ・キーリー氏の「野村さん、ありがとうございます」という言葉とともに締めくくられました。

個人的な話になって恐縮ですが、発売時期が明かされたときは、うれしいー!と思いつつ、よく見たらディスク2枚組なことに気が付き、とんでもねえボリューム……!と瞠目しておりました。



こちらはイベント後、ホテルへ戻る途中に立ち寄ったGameStop店舗。『Diablo IV』のシャツが売られていたり、人気フィギュアシリーズ「Funko Pop!」が大量に並べられたりとなかなか興味深い品揃えでした。

改めて、イベントは本当に楽しい時間でした。スポットライトに照らされたステージに大画面のモニター、椅子ごと揺れるレベルで身体を貫く爆音、そして次々と流れるゲーム映像の数々……これらが組み合わさって演出される非日常の感覚。

コロナ禍の影響で一時期はどこもイベントが中止やオンライン配信となってしまっていたことについて個人的にはそれは致し方ないとは思いつつも、やはりこうして現場に参加するからこそ味わえる体験は素晴らしいと再認識しましたね。

何はともあれショーケースイベント、前回のような珍事件が起きず平和に進んで何よりでした……!



《麦秋》

お空の人。 麦秋

仕事であちこち渡り歩いては飛んでます。自分が提供するものが誰かのお役に立てれば幸い。編集部および他ライターさん達のこくまろなキャラに並べるよう頑張ります。

+ 続きを読む
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

特集

連載・特集 アクセスランキング

アクセスランキングをもっと見る

page top