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プライベートでも仕事でも大活躍必至のWin11搭載ポータブルゲーミングPC「ONEXPLAYER 2 Pro」【TGS2023】

ポータブルゲーミングPC戦国時代……!

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プライベートでも仕事でも大活躍必至のWin11搭載ポータブルゲーミングPC「ONEXPLAYER 2 Pro」【TGS2023】
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ゲーミングPCは、手軽に持ち運べるものではありません。しかしプロセッサーの進化により、Windows 11搭載のポータブルゲーミングPCというものが確立されつつあります。東京ゲームショウ2023にも、そのような製品が数々展示されました。

本記事ではTGS2023で出展された「ONEXPLAYER 2 Pro」という製品について解説していきます。こいつは「PCゲームの在り方」を変えてしまうかもしれない逸品です!

見た目よりも軽い!

ニンテンドースイッチのような左右着脱式のコントローラー、キーボード、そして8.4インチのディスプレイ。実際に目の当たりにすると、なかなかどうして重々しい威厳が漂っています。

しかし、「ONEXPLAYER 2 Pro」の本体重量は約709g。1kgもありません。持ってみると、確かに見た目より軽い感じです。長時間両手で保持し続けても、あまりストレスは発生しなさそう。

それにしても、8.4インチの画面は本当にデカいです。ニンテンドースイッチの有機ELモデルが、確か7インチでしたっけ? それよりも1.4インチも広いわけですから、迫力も相当なモノ。

そんな画面に映し出されているのは、『ストリートファイター6』。この日は一般来場デーで、時刻は13時30分。立て続けの試遊で割と酷使されてきた頃合いだと思いますが、それにもめげずスムーズに動作していました。

ゲーミングPCは、普通であればグラフィックボードというものを搭載し、またそれを冷やすためのファンも装備されます。しかし「ONEXPLAYER 2 Pro」には独立したグラボというものはなく、代わりにAMD Ryzen 7 7840Uの内蔵グラフィックAMD Radeon 780Mというものを搭載しています。この「内蔵グラフィック」とやらをどう解釈するかで、「ONEXPLAYER 2 Pro」に対する評価も変わってくるはずです。

内蔵グラフィックの「実力」

内蔵グラフィックは、独立したグラボよりもパフォーマンス面ではどうしても劣ります。そのため時代の最先端を行くようなフレームレートの高いゲームや、オンラインFPSのような競技タイトルの場合はできるだけ強力なプロセッサーを搭載したゲーミングPCを入手するのが吉です(その例から漏れるケースも多々ありますが)。

しかし、現実問題としてバリバリの最新鋭グラボでないと満足にプレイできない……というタイトルはどれだけあるのかという見方もできます。例えば筆者の趣味でもあるインディーゲーム漁りであれば、「ONEXPLAYER 2 Pro」で十分に事足りるはずです。

そして「内蔵グラフィックは、独立したグラボよりもパフォーマンス面ではどうしても劣ります」と書いてしまいましたが、これはあくまでも同時期に登場したグラボと比較した場合の話。AMD Radeon 780Mは、数年前のエントリークラスグラボに匹敵するパフォーマンスを発揮することで知られています。これ、すごいことなんですよ!

ある時は携帯ゲーム機、またある時は出張用PC

「ONEXPLAYER 2 Pro」のキーボードは別売りですが、この製品を買うなら極力キーボードは揃えておきたいな……というのが筆者の印象です。

これを仕事用のPCとして使うとしたら、そのスペックはまさに「余りあるレベル」。メモリは下位版で16GB、ストレージは1TBです。いや、ビジネスPCとして見るならむしろ性能を持て余してしまう気も……。

別売りのスタイラスペンを使ってタブレットのように使うことも、より大型のモニターに繋ぐことも可能。だからこの製品を単に「ポータブルゲーミングPC」と言ってしまうのは、むしろもったいないんですよ。ある種の汎用性に優れていると言いますか、ある時は携帯ゲーム機として、またある時は出張用ビジネスPCとして、そしてまたある時は仕事をサボってゲームをするための玩具として、「ONEXPLAYER 2 Pro」は無類の大活躍を遂げるはずです!

生活そのものが大変革!?

もっとも、「ONEXPLAYER 2 Pro」のお値段は(筆者の感覚ですが)決して安いとは言えません。16GB/1TBの下位版でも15万7,000円、32GB/2TBの最上位版は18万8,000円です。このあたりも、個々がどのように解釈するかの問題だと思います。

ただし、これを1台持っていたら生活そのものが大変革する可能性があります。

決して大袈裟に書いているのではなく、これほどの携帯性が確保されているのに様々な用途・使い方を見出せる製品は筆者の記憶をたどってもあまりありません。ゲームだけでないポータブルゲーミングPC、これはもしかしたら一時代を築いてしまうのではないでしょうか? てか、筆者も個人的にこの「ONEXPLAYER 2 Pro」欲しい! 詳細なスペックは下記のとおり。公式サイトでも情報公開中なので、気になる方はチェックしてみては。

■「ONEXPLAYER 2 Pro」スペック概要

  • AMD Ryzen 7 7840U(Zen4 アーキテクチャ/8コア/16スレッド/最大5.1GHz)

  • AMD Radeon 780M(RDNA 3/12CU/周波数 2700MHz)

  • 8.4インチ IPS液晶(10点マルチタッチ対応)2560*1600 / 358PPi

  • 16GB / 32GB LPDDR5X

  • 1TB / 2TB M.2 2280(PCIe4.0×4 NVMeプロトコル)

  • 6軸ジャイロスコープ搭載

  • HARMAN社認定 デュアルステレオスピーカー搭載

  • 国内1年間サポート

  • 保証書(国内保証1年間)/ WEB版マニュアルカード付属

  • 技適本体認証番号刻印 / PSE対応ACアダプター

  • 価格(税込み): 157,000円(メモリ16GB/ストレージ1TB) / 178,000円(メモリ32GB/ストレージ1TB) / 188,000円(メモリ32GB/ストレージ2TB)



《澤田 真一》

ゲーム×社会情勢研究家です。 澤田 真一

「ゲームから見る現代」をテーマに記事を執筆します。

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