知ってた?『ゴールデンアイ 007』の遠景に見える島―謎の小さな建物があるらしい | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

ハードコアゲーマーのためのWebメディア

知ってた?『ゴールデンアイ 007』の遠景に見える島―謎の小さな建物があるらしい

実は、真相が明らかになっている!?

ゲーム文化 カルチャー
知ってた?『ゴールデンアイ 007』の遠景に見える島―謎の小さな建物があるらしい
  • 知ってた?『ゴールデンアイ 007』の遠景に見える島―謎の小さな建物があるらしい
  • 知ってた?『ゴールデンアイ 007』の遠景に見える島―謎の小さな建物があるらしい
Revisiting Goldeneye. To this day, I still wonder about that island.
byu/Awkward-Action2853 ingaming


海外掲示板Redditにて、NINTENDO 64の人気FPS『ゴールデンアイ 007』に登場する「立ち入れない島」に思いを馳せる書き込みが話題になっています。

遠くに見えるあの島…何があるか気になる

これは、本作の最初のミッションマップ「ダム」にて確認できるものです。ダムのエリアに差し掛かった後、ふ頭へと降りることで確認できます。

ふ頭エリア

書き込みによれば、ここから遠くを見渡すと、遠景に小さな島が見えるとのこと。スナイパーライフルのスコープで覗いてみると……。

確かにうっすらと建物のようなものが見えます。周りは山ばかりなので、それっぽい背景が作ってあるだけ……というわけではなく、この建物だけがポツンと置かれているのです。

書き込みをしたユーザーは、プレイ当時は行けないとはつゆ知らず、ずっとこの場所のことを考えていたそう。その後改造コードを使って飛んだものの、大したものはみつからなかったといいます。

実際に行って検証した映像を見てみると、マシンガンのようなものと簡易的な監視台が置かれているだけということがわかります。同ユーザーは、これが何に使われる予定だったのか、なぜ取り除かなかったのか……などなど、いまだにこの謎の島のことを考えてしまうそうです。

実現しなかったアイデアの名残?

この島に関してはさまざまな憶測やデマが飛び交っているそうで、なにかと話題にあがる模様。ただの背景なのか、何か意味のあるものなのか……と妄想が膨らみますが、真実は実現に至らなかったコンテンツの名残であるという説が有力であるようです。

海外Wikiによれば、MundoRareというサイトに掲載されていたインタビューでは2人の元開発者が証言。リードプログラマーだったマーク・エドモンズ氏によれば、当時は自由で無計画にゲームを作っていたので、この島までボートで行くというアイデアがあったといいます。しかしながら、実装までは漕ぎ着けずアイデアレベルで終わってしまったと言います。

プロダクション・デザイナーだったダンカン・ボットウッド氏からは、調査できる場所として建物を起き、報酬としてアーマーを設置する予定だったというさらなる証言がなされました。「今ならダムからのバンジーを妨害する排水パイプをこの島に行って止めなければならないようにするだろう」とも語っています。

この謎の島の真相は、実現されなかったコンテンツの名残であるというところに落ち着くようです。ボート移動が実現していたらどんなものに仕上がっていたのか……思わず妄想が膨らむ小ネタでした。


Nintendo Switch(有機ELモデル) マリオレッド
¥37,599
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
Nintendo Switch(有機ELモデル) スプラトゥーン3エディション
¥38,980
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
《みお》

超雑食の若年ゲーマー みお

2021年3月よりフリーでゲームライターをしています。現在はGame*SparkとIGN JAPANで活動し、稀にINSIDEにてニュース記事を執筆しています。お仕事募集中。ゲームの趣味は雑食で、気になったものはクラシックゲームから新しいゲームまで何でも手を出します。主食はシューター、ADV、任天堂作品など。ジャンルやフランチャイズの歴史を辿るのも好きです。ゲーム以外では日本語のロックやアメコミ映画・コメディ映画、髪の長いお兄さんが好きです。

+ 続きを読む
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

特集

ゲーム文化 アクセスランキング

  1. ゾンビが支配する世界で生き延びるオープンワールドサバイバルクラフト『Night of The Dead』正式リリース!

    ゾンビが支配する世界で生き延びるオープンワールドサバイバルクラフト『Night of The Dead』正式リリース!

  2. 楽しかったのになぜ…どうしても許せなかったゲームの「台無し」要素

    楽しかったのになぜ…どうしても許せなかったゲームの「台無し」要素

  3. テイクツー、インディーレーベルPrivate Divisionのほとんどのスタッフを解雇済みか、売却も視野に―海外メディア報道

    テイクツー、インディーレーベルPrivate Divisionのほとんどのスタッフを解雇済みか、売却も視野に―海外メディア報道

  4. X68k『スター・ウォーズ』32X『ステラアサルト』制作者による新作宇宙フライトSTGが登場するかも!?プロトタイプ映像がXで公開される

  5. 『Bloodborne』二次創作からオリジナルレースゲームとなった『Nightmare Kart』無料配信開始

  6. ララ・クロフトの活躍がアニメで!『トゥームレイダー』アニメ化作品「Tomb Raider: The Legend of Lara Croft」2024年10月10日より配信

  7. 異変を見逃さず50階踏破できるか…8番ライク『50 Floors: The Paranormal Investigators Prologue』Steamにて無料配信

  8. 世界最高のVRロボゲーを!『Mecha Force -メカフォース-』クラファン開始―『東京クロノス』『アルトデウス:BC』のMyDearest最新作

  9. 『Fallout 76』総プレイヤー数2,000万人突破!記念アートワークには『FF7 リバース』「スタートレック」のキャラの姿も。いくつ見つけられる?

  10. 東北最大持ち込みゲームイベント「G019サミット」体験レポ―ビデオゲームもアナログゲームもコスプレもたっぷり!岩手のリゾート地が舞台の最高のイベントだ【特集】

アクセスランキングをもっと見る

page top