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マイクロソフト サラ・ボンド氏、Xboxの「後方互換専門チーム」を設立―アクティビジョン・ブリザードのGame Pass対応にもコメント

今後リリースされるハードウェアでも引き続き後方互換に注力する方針が明かされました。

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マイクロソフト サラ・ボンド氏、Xboxの「後方互換専門チーム」を設立―アクティビジョン・ブリザードのGame Pass対応にもコメント
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マイクロソフト コーポレートバイスプレジデントであるサラ・ボンド氏がXboxシリーズの次世代ハードウェアに言及し「これまでで最大の技術飛躍を実現する」と語りました。海外メディアWindows Centralが報じています。

Xboxのゲームライブラリを未来につなげる新チームを結成

近年はライブサービス型のモバイルゲームやオンラインサービスを介してのゲーム配信が当たり前のものとなり、そうした形態やサービスに依るタイトルはしばしば「(サービス終了で)入手する機会が失われてしまう」問題に直面します。これは任天堂やSIE、マイクロソフトも例外ではありません。

しかし、Xboxはゲームタイトルの後方互換への取り組みも続けており、Xbox 360でリリースされたタイトルの多くはXbox OneやXbox Series X|Sでもプレイできる環境が整っています。

マイクロソフトでは、その強みを生かすべく、Xboxのデジタルゲームライブラリを今後も利用できるようにするための専門チームを立ち上げたとのこと。

ボンド氏は「私たちはXboxの全スタッフ、およびゲーム業界そのものにとって重要な、ゲームの保存に特化したチームを結成しました。プレイヤーの皆様に後方互換性をお届けしてきた歴史を土台に、Xboxが誇るゲームやライブラリーを未来の世代のプレイヤーの皆様にも楽しんでいただけるよう、引き続き尽力します」と語っています。

Game Passへの導入でXboxが『ディアブロIV』最大手プラットフォームに

ボンド氏は、マイクロソフトが次世代ハードウェアへの取り組みに加えてアクティビジョン・ブリザードのタイトルをXbox Game PassとPC Game Passに統合する取り組みも続けていると表明。

去る3月29日には『ディアブロIV』がXbox Game Passに導入されましたが、それにより同タイトルのNo.1プラットフォームは、瞬く間にXboxになったとのことです。

また、『フォートナイト』、『Roblox』、『Call of Duty』などの“ブラックホールのようなゲーム”にユーザーの関心や可処分時間が集中していることや、ゲーム業界がいまだ解決できていない膨らみ続けるコスト(開発費)問題にも言及し、「プラットフォームホルダーはどこも頭を悩ませ続けている」とコメント。ボンド氏は、そのような状況において世界の時価総額ランキングでAppleを抜いて1位となったマイクロソフトの「事業を多角化させる力」に自信を見せています。


《蚩尤》
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